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8mmキャメラ鎌倉スタイル

日々、様々なお題に挑戦する映像ディレクターのブログ。

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と.一反木綿


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あさ

そらをみると

妖怪 一反木綿のような雲が

みえます?
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ろ. 黒澤明生誕100年

先日、暇つぶしに由比ガ浜中央商店街にある古書店へ立ち寄った。
こうした昔からある地元の古本屋はなかなか掘り出しもんが見つかる。
あれだけあるブックオフにないものがあるんです。
図書館でしか読んだことがないあの『黒澤明全集(第一巻~第六巻)』があった。
帯つき、書き込みなどなく月報揃い。もちろん迷わず購入し(12.600円)最終巻のみアマゾンで買いました。ちなみに3.570円也。これでコンプリート!アマゾンではコレクター商品として(帯無し月報なしで)30.000円の値がついてます。ともあれ、お買い得!という嬉しさよりも座右にあることが何より感激。しっかり読み込みたいと思います。

ところで後日談がありまして・・・

高い場所に透明フィルムで包装陳列されていたので、なかを確認したいと店員さんに言うと面倒くさそうに(買わないだろうと思われてたかな?)脚立にのぼって取ってくれました。パラパラめくって確かめ「これ買います」。家に帰ってまたパラパラ。「おっ!?」なんと月報の間から・・・縛られた女の人のグラビアの切り抜きが。80年代後半のエロスって感じです(笑)。こういうハプニングは面白いし、黒澤明全集からまさかの緊縛グラビアとは人間の不条理をついているようで不思議。しばらく、しおりに使わせてもらいます。

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に. 例外は認められないものか


 番組の最後に制作著作のクレジットを目にする機会があるでしょう。たいては企業ロゴをむやみにイジることは許されない。大きさや秒数、色まで厳密に指定されているものだ。つまり「デザインは変えちゃいけないもの」という観念がある。
 テレビのディレクションをしていると、制作著作のロゴを指定どおり(秒数・色・大きさなど)入れて「あぁここまでこぎ着けた(画完)」と安堵する場面だ。そんな時に「この画にロゴの色が合わないからロゴの色変えちゃおうか」とは言い出さないものだ。少なくとも私の場合は。
 先日、とある番組の(発注者側)プロデューサーから「ロゴの色変えた方が画に合うんじゃない」と言われ「えっ!?」と絶句。番組内容ともかく「そこ?」っていう感じです。でもこの際、プロデューサー的チェックの発言内容じゃないとか敢えて言わない。確かに変えた方が合うかも知れないけど、そんな簡単に変えていいものなの?と半信半疑。結局、ロゴはオリジナルのままで放送される結果になりましたが。

 これまでの経験に裏打ちされたふだん疑いもなくやっていることや考えを、ときに疑ってみなければならない。壊そうとしてみなければならない。歳を重ねても子どものような無邪気な発言・発想をしなければいけないなぁと感じるんです。くだんのPのように。

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