■ ろ. スニーカー
若いカメラアシスタントがバイクでトラックに巻き込まれて亡くなった。
今日、ロケで音声さんから知らされた。
彼が履いていた靴がセンス良くて、色違いの靴を真似して買ったんだ。
次の現場で会ったとき、ちょっと言い訳させてもらおうと思ってたんだけど。
ご冥福をお祈りします。
今日、ロケで音声さんから知らされた。
彼が履いていた靴がセンス良くて、色違いの靴を真似して買ったんだ。
次の現場で会ったとき、ちょっと言い訳させてもらおうと思ってたんだけど。
ご冥福をお祈りします。
■ ろ. ドラテ!
ボクらの業界の必需品と言えばこれ、ドラフティングテープ「通称:ドラテ」でしょう。今日、近所の文房具屋で思わず買っちゃいました。こういうの、ロングライフデザインっていうんでしょ?変わらないパッケージデザインに、製品の信頼性は普遍ですっていう意思表示を感じます。パッケージの裏、使用例の一例に●録音テープ、8㍉・16㍉フィルムの先端の仮止めに。とありました。ボク、スコッチだけにんまりした。
![]() | ドラフティングテープ 230-3-24 () 不明 商品詳細を見る |
■ と. 富士裾野より駿河湾を望む
去年の暮れ、仕事納めをした翌日から富士裾野へキャンプしに行きました。そこにはパオが常設されてあって、ちょっとしたノマド(遊牧民)気分が味わえます。富士が薄紫色に染まる時間あたりから焚き火をし、ビール片手にゆっくり食事を作ります。キャンプだからといって無理に気張らず、その日はすき焼にしました。ちょうどいい甘辛さ。ビールからワインへ…
ゆっくりした時間が過ぎ、やがて一緒に行った友人家族とボクの家族はパオへ。
ボクだけ独り、焚き火を燃やす。星空を見上げると、そこには富士裾野ならではの神秘さが漂っていた。2時間くらいの間、ワインを飲みつつ火をみつめては星を見る繰り返し。そのうち頭と心が空っぽに。運良くひとつだけ見た流れ星に願い事すらしないハレ(非日常)の神秘な体験だった。
翌朝目覚めてみると、アローズで買ったモンクレーの袖が溶けていた。その修理費用8500円(苦笑)でも、あの時の体験はプライスレスだなぁ。

photo by tatchy
ゆっくりした時間が過ぎ、やがて一緒に行った友人家族とボクの家族はパオへ。
ボクだけ独り、焚き火を燃やす。星空を見上げると、そこには富士裾野ならではの神秘さが漂っていた。2時間くらいの間、ワインを飲みつつ火をみつめては星を見る繰り返し。そのうち頭と心が空っぽに。運良くひとつだけ見た流れ星に願い事すらしないハレ(非日常)の神秘な体験だった。
翌朝目覚めてみると、アローズで買ったモンクレーの袖が溶けていた。その修理費用8500円(苦笑)でも、あの時の体験はプライスレスだなぁ。

photo by tatchy
■ は. 『簡単に、単純に考える』
『簡単に、単純に考える』。何気なく手に取った本です。将棋の天才 羽生善治さんと様々なジャンルの方たちとの対談がまとめられた本書は、百年に一度の経済不況といわれるただなかで良き羅針盤となる一冊です。羽生さんは、将棋を論理的に考えるやり方で勝負しない(意外でした)と言ってます。本の中で
と。「直感」や「閃き」というワードが頻繁に出てきますが、思考の過程を省略した考えの究極が、つまり「直感」や「閃き」=最善手と読んだんですがどうでしょう。さらに、自分にとって一番いいと思えるものを簡単に、単純に考えることができれば、逆境からの突破口を見出すことができるはずである。それが、思考の過程を省略する、最善手をつかむ一歩である
物事を巨視的や近視的に見るんじゃなく正視眼で見る。つまりそれって、クリエイティブ(創造的)なものを生む秘訣かも。また、思考の過程を省略する方法とは、本質を見抜く眼だと考えている。本質とは、誰もがそうすればいいと分かっていながら、自分を取り巻くさまざまな条件によっておざなりにされ、うやむやにではされてしまうものではないだろうか。
![]() | 簡単に、単純に考える (PHP文庫) (2004/10/02) 羽生 善治 商品詳細を見る |
■ ろ. 私の一冊 日本の百冊
去年ディレクションした番組が明日再放送されます。
「私の一冊 日本の百冊」
NHK BShi 10日 午前7:45~8:35
今週放送した一週間分をまとめて再放送します。
そのなかでボクが担当したのは、さだまさしさんです。
さださんは“私の一冊”に、池波正太郎の『鬼平犯科帳』を選びました。
是非ご覧下さい。
追記
どんな仕事をやっているのかと問い合わせをいただくことがあります。これまであまり仕事の内容にふれる記事を書いてませんからね。(難しい判断が色々ありまして)でも差し支えない範囲でこれからは告知します。どうぞよろしく。
「私の一冊 日本の百冊」
NHK BShi 10日 午前7:45~8:35
今週放送した一週間分をまとめて再放送します。
そのなかでボクが担当したのは、さだまさしさんです。
さださんは“私の一冊”に、池波正太郎の『鬼平犯科帳』を選びました。
是非ご覧下さい。
追記
どんな仕事をやっているのかと問い合わせをいただくことがあります。これまであまり仕事の内容にふれる記事を書いてませんからね。(難しい判断が色々ありまして)でも差し支えない範囲でこれからは告知します。どうぞよろしく。