fc2ブログ

8mmキャメラ鎌倉スタイル

日々、様々なお題に挑戦する映像ディレクターのブログ。

は. レオナルド・ダ・ヴォンチ ----- 天才の実像

編集が終わりMAまでの谷間の日にダヴィンチを観に行く。
平日だというのに展示が終わりに近づいているせいか予想外に混んでいる。
まっすぐ本館に向かい《受胎告知》を観る。
茂木健一郎さんの本を読まなければ観に行ってなかった思う。
というのも宗教画の意味がイマイチよく分からんからです。
理屈で観るといちいち説明がつかないということがあって、でも茂木さんの本を読んだり講演を聴くと「ああそうか、あり得ないものを描いているんじゃなくてダヴィンチには聖書のなかの出来事がありありと観えてるんだ」と感じられるから不思議だ。
もうひとつ。絵は正面から観るものだというのは知らず知らず身についたクセ。絵がどこに飾られて誰がどんなふうに観るのか。
レオナルドの眼になって鑑賞する。画家の眼のように観ることが大切なんじゃないかと。

20070607004455.jpg


《受胎告知》のあと、第2会場の特別展示を観る。
「万能の天才」っぷりが凡人のワタシにも何となくわかったつもりにさせる内容でたいへん満足でした。お昼ごはんを後回しにしてなかに入ったことを悔やみつつ出てきました。へなへなしながら上野駅に向かう途中、噴水の飛沫が顔にあたり少し生き返る。植物か!
スポンサーサイト



 | HOME | 

■ プロフィール

辰巳 昇 a.k.a.,tatchy

■ 最近の記事

■ 最近のコメント

■ 最近のトラックバック

■ 月別アーカイブ

■ カテゴリー

■ ブロとも申請フォーム

■ ブログ内検索

■ RSSフィード

■ リンク