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8mmキャメラ鎌倉スタイル

日々、様々なお題に挑戦する映像ディレクターのブログ。

ほ. ZC1000忘備録_其の5(カビ対策)

梅雨時ってジメジメするじゃないですか。
そこで風通しの良い場所でこんなふうに風を入れるんです。

20060623170037.jpg

箱入り美品で購入した訳ですが、「使わないからといって箱に入れたまま保管は避けて下さい」とお店の人にアドバイスされました。
レンズにカビが生えるとかそういう理由だそう。
以来、通常は電池を抜いてこんな状態でガラスケースに保管されている。
意外に買ってから稼働してないのが現状。
梅雨空けたら、鎌倉の自然を存分に撮ってみようか。
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は. 『花よりもなほ』

映画『花よりもなほ』は、仇討ちがテーマ。テーマ?まぁそうだろう。
主人公 岡田准一演じる侍 青木宗左衛門<宗左>は剣術が苦手なばかリに、仇討ちを躊躇う。
表面上はそうなんだけど、“仇討ち”にどんな意味があるんだ?
「やられたらやり返す」ことが選ぶべき最上の手段なのかと問いかけている。
人生の生き方、侍の生き様みたいなところへの自問自答。
結局、青木宗左衛門がどうするかは映画を観て欲しい。
「あぁ、この役は岡田准一にぴったりだ」って妙に納得できた。
以前、「冬の運動会」(向田邦子)ってドラマだったかなぁ、長谷川京子と出てたやつ。
あん時の役(演技)もよかったなぁ(余談です)。

それにしてもエスカレーターに乗って帰る際、カップルで来てた女の子が「岡田クンがカッコ良かったからまぁ許す」みたいなことをほざいていてガックシきた(苦笑)。


こんなエピソードがアメリカにある。
最愛の子供を殺された母が、犯人に死刑を望みますかと聞かれ、「人の命を奪ってはいけないということを教えるのに、なぜ死刑を望むんでしょうか」と。
果たして自分なら、こう言い切れるかどうか…
遺恨を晴らす的な感情をどこに昇華すればいいのか。
宗左なら、知っているに違いない。

ろ. ビーサン

この前、撮影現場(銀座の三越前)でビーサンの照明さんがいた。
しかも短パンだった。やられたぁって感じ(笑)。

さて、海岸では海開きの準備が着々と進んでいる。
梅雨が明けたら、こちらもビーサンスタイルな生活かな。

DSC00001.jpg

DSC00002.jpg

というわけで、葉山にあるお店「げんべい」でビーサン ゲット。
通販もやってるよ。
おすすめ!

は. D-jam

メイキングの編集の合間をぬって、D-jamの公開収録に行って来た。
番組収録を兼ねたイベントだから通常のライブイベントとは違う。
なので少々ライブのノリのようにいかないとこはあったけど、
招待された子供たち、保護者は盛り上がっていた。
そんな中、カメラが何台でクレーンがどうでなどと制作者目線になってる自分は、
もう純粋に楽しめなくなってるのかも知れません(悲)。
ステージ演出はやったことがないんだけど、
つい自分ならこう演出するって目線でみているし(苦笑)。

今後もブラッシュアップしながら定期的に続けて欲しいイベントです。

DSC00010.jpg

に. One man's fault is another man's lesson.

すっかり更新頻度が鈍くなっている『8ミリキャメラ鎌倉スタイル』です(苦笑)。
それにしてもドタバタしておりまして、ようやく一段落した感じです。

えーショートドラマのメイキング現場に出ておりました。以前も参加したシリーズです。
その昔、レギュラー番組を一緒に組んでやっていたプロデューサーが仕掛けている企画で、
今回も彼に誘われて参加しました。
前回同様感じたことは、現場に行けば出会いがあるし(割と狭い業界のなかでどこかで繋がっていたり、こんな優秀な人いたんだって驚き)何より自分以外の監督の演出が見られるので面白い。今回はプロデューサーである彼が、最終話(4作品のなかの最後)を監督するということだったので楽しみにしていた。

(演出)スタイルみたいなものっちゅうのは積み重ねて来たものだし、その人の性格みたいな要素だと思うので真似できないし、これが“正解”みたいなものは無いと思う。
ただ、中心に立つわけだから役者やスタッフみんながついてくる、1本の作品を通してみんなが監督とマラソンしてる感ってのが大事だと思う。
だからスタイルは重要じゃないけど、理解してくれる、サポートしてくれるスタッフは重要。
んなわけで映画なんかは◯◯組みたいな感じでスタッフが固定するんだろう。
そういったことでは今回の現場も以前から顔見知りのスタッフ中心の編成だった訳だけど、
みんな、監督と完走したことでしょう。(後日、メイキングは語る<笑>)

特機について最後にコメントしときましょう。
あれば使いたくなるのが人情で(笑)、今回の現場ではマルチグライダーという特機が入っていた。名前のごとく縦横斜めにGlide滑る(ように進む)代物で、演出によっては面白い画が撮れる。いや逆で、動きによって演出が立つって感じだろうか。だからあんまり多用すると演出が立たなくて「ただやりたかっただけじゃん」みたいなことになる(苦笑)。
特機はセッティングに時間がかかるし、いざオペレーションする段になっても微調があったりで益々時間にヤキモキする。撮るべきものをまずおさえて、あとは撮影のボリューム、香盤を考えて、ここぞという時に出動(もちろん組んどいて)させるのが正解なんだろうな。


昨日、出演者まわりはクランクアップして撮りこぼし分をちょこっと撮影して終わる。
あとは監督の編集作業にすべてが凝縮される。
彼の頑張りに期待。

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