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8mmキャメラ鎌倉スタイル

日々、様々なお題に挑戦する映像ディレクターのブログ。

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ろ. モヤモヤの原因

ツイッターが生まれブログから(書く方も読む方も)遠ざかり気味だ。
きっとブログを書いたり読んだりするエネルギーがツイッターによっていくらか蒸発してるんだろうな。

震災以降、TLを読むというより眺めていて感じることが多い。それは物事の白黒・けじめをキッチリつけようとする人が多いこととか。正しいとか間違ってるとかの応酬みたいなものとか。真面目な意見とか不真面目・不謹慎でもいいと思ってるけどそのギャップとか。だからどうってことがハッキリ言えないんだけど・・・それが最近モヤモヤしてることの原因かな。

確かに国難だし復興のために全員で支え合うしかないんだけど、押し付けたり押し付けられるのは嫌だ。自分らしく出来ることを考えて気負わずにやる。それしか今のところ自分の答えがないなぁ。

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ろ. もう一月が終わる

気がつけばもう月末。
恐ろしいなぁこの早さ。
粛々とホームページの立ち上げ準備を進めている。
2月3日にローンチするつもり。

ろ. 残念な正月の断片

正月早々なんやけどってか、あえて正月やから言う。
自分の部屋はこんなんせえへんやろ?
鎌倉の残念な正月の断片。

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ろ. あけましておめでとうございます

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年頭にあたって、いろいろ決意しました(内緒だけど)。
ひとつひとつが実現すればそれは素晴らしい一年になるだろう。

みなさんにとっても、よい一年でありますように。




ろ. カレンダーが届きました

このブログも2005年1月にはじめて丸6年になろうとしている。
読み返してみると色々反省しきりなのだが、それもまぁ自分史のうちだからと得心する。
当初の予定では、ショートフィルムをつくる!と意気込んで開始したブログですが、そんな目的はどこへやら。
なんやらユルいことになっとります(汗)。スタートした当初の屋号(envy production)もなんか違うなぁと(さんざん考えたはずなのに)しっくりこないまま、ブログアドレスだけ妙に浮いてるなぁと個人的に感じている。
まぁ会社設立の際にenvy productionとしなかったのがそもそもなわけで。
 
さて、会社を設立して1年。ウチの場合は10月が決算ですが、まぁさんざんな結果でした。
フリーだった頃と会社をつくってから何が変わったかと訊かれれば、細かいことでは色々あるけどそんなに変わっていない。(だからさんざんな結果なんだけど)じゃぁどう変わればいいのか、どんな風に変わりたいのか。あるいは変えたくないのか。そこを考えていろいろ手を尽くしていくしかないんですね。会社のホームページづくりもそのひとつ。ドメインを取得したものの制作はまだこれから。


今年も残りわずか。何かとご縁あって数年お付き合いさせて頂いているクライアントからカレンダーが届きました。
来年こそはカレンダーに予定がびっしり埋まることを期待しつつ師走を掛けぬけます。

ろ. 堪忍は無事長久の基 怒は敵と思え(1164文字)

地方ロケでのこと。初日にある取材先で徳川家康の遺訓を知った。そのなかで「堪忍は無事長久の基、怒は敵と思え」という一文にいたく感銘する。割と怒りん坊のボクのことだから今回の3泊4日のロケは「怒は敵と思え」でいってみようと決意していた。もともと制作会社がスケジュールや内容を仕切れないかたちの仕事なので、毎回ものすごくストレスがたまるんです。テレビ番組のつくり方としてはちょっとイレギュラーなんですよね。そんなわけもありAD達も毎回右往左往している。それに輪をかけて普段はロケ現場にほとんど来ない(プロデューサーが来させないと言った方が正しいか)ADも参戦。いろいろとやらかしてくれちゃうんです。カメラマンはボクに輪をかけて怒りん坊なので、そんなADにメチャメチャ切れて大変。「こんなんだったらウチのカメアシ連れてきたかった」と愚痴られるほど。ボクはそんな制作側と撮影部のあいだに立って普段は怒るシチュエーションでも「怒は敵と思え」なのでギャグを飛ばし、なんとかロケをこなしていたんです。
 ロケ終盤、某ドキュメンタリー番組で紹介されたイタリアンレストランのオーナーシェフのお店で取材。某有名シェフは温和なイメージだったけど、実はいろんなところに神経を尖らせていて、料理人ならずフロアー係にまで指示をとばす様は、厳しいひと。「人に優しく自分に厳しく」なんてないない。自分の理想とするものを実現するために、厳しく言って当たり前。怒ってあたりまえ。逆に言うと相手のことを念うからこそなのかも知れない。そこでついて来るか来ないかはその人次第なんだろう。ロケ初日の「堪忍は無事長久の基、怒は敵と思え」が頭によぎり、厨房の戦場をかいま見、こちらの被写体はもうグダグダで。複雑な心境のなか「ハラへったなぁ、早く終わんねぇかなぁ・・・」。予定では、撮影後にシェフの料理にありつける筈だったのが案の定の仕切りの悪さでなくなり。結局、撮影がすべて終わって夜の10時半過ぎにホルモン焼きとマッコリで反省会に。さらにホテルに帰って缶ビールで反省会になり、やっぱりボクは徳川家康になれず「こんな仕切りの悪い、番組優先のロケにならない内容なら(最初から判ってたけど)もう今後やらないほうがいい。」なんてプロデューサーに毒づき後味悪くなった。


人の一生は重荷を背負うて、遠き道を行くが如し、急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。
心に望み起こらば、困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒は敵と思え。
勝つことばかりを知りて、負けることを知らざれば、害その身に至る。
己を責めて人を責めるな。
及ばざるは過ぎたるより勝れり。


この先も、怒りん坊である自分の発言がどう自分の身に返ってくるかわからないけれど、「不自由を常と思えば不足なし」なのも一面なのではないか。

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ろ. ひとつの仕事が終わり次の仕事へ

昨日まで単発番組の仕上げに四苦八苦してました。薬事法がらみの内容もありテレビ局の考査やらで諸々ひっくり返るか返らないかの際どい状況でした。結果、大した問題もなく納品出来ひと安心。

そしてもう今日は朝からレギュラー番組のオフラインに取りかかっている。プロジェクトをWクリックすると以下の表示が。そうなんです、取り込み先のディスクをリセットして次の仕事に取りかかるんです。「リセット」という言葉を今まで素通りしてましたが大事なことだと思った。人間もリセットしながら生き続けているんですよね。

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昨日までの仕事は以前勤めていたプロダクションの元同僚たちとの共同作業でした。相変わらずタイトなスケジュールでみんな不眠不休。他人が言うまでもなく、よくそこまで頑張れるよなぁというのはボクも含めみんなが自覚していることだと思う。メシのために働いているのは確かだけど、それだけじゃない理由、「好きだからこそやれる」ってのは本当だと思う。好きなことをやってメシが食える。当たり前のようで世の中のどれくらいの人がそんな恵まれた境遇にいるかを想像すれば、決して多くはないと思う。そんなことをぼんやり考えながら、また次の仕事に取りかかる。

で、何度でも言う。「唯一の実り豊かな道は繰り返しの道である」 by ガウディ

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